スズキツイン(Twin)は、市販軽四輪車初のハイブリッドシステム搭載車と、660ccのガソリンエンジン搭載車の2タイプを設定、2人乗り軽乗用車として平成15年1月にデビューしました。
国産軽自動車としては最小サイズのボディを採用、全長2,735mmとすることで回転半径を3.6m、これも最小を実現しています。また、ハイブリッド車(2002年3月発売)は10・15モードで、リッター当たり34kmの超低燃費を誇り、加速時など、エンジンにかかる大きな負担をモーターアシストにより軽減することで、エンジンが効率よく働くシステムである。
エクステリアは、1999年の東京モーターショーのコンセプトカー「Pu-3コミュータ」の基本デザインを活かし、タイヤハウス周りとバンパーを緩やかな曲線でつなげ、それに丸い球状の車体をのせたような特徴的なデザインとしている。
センターメーターを採用したインテリアは、軽自動車の平均乗車率1.4名から2人乗りに絞った分、広々としていて、ハッチドアではなく、跳ね上げ式リアハッチガラスを採用したラゲッジルームを持つ。
トランスミッションはフロアシフト式の4速/3速オートマチックと5速マニュアル、駆動方式はFFのみ。グレードは両パワートレインに、それぞれAとBの2タイプ。ベースとなるAに、エアコン、パワステ、キーレス&ドアロックなど快適装備をつけたBをラインアップする。ガソリンBには、専用車体色と専用シート表皮の「カラーパッケージ」も設定。3色のカラーから選べるようになっています。
「平成17年排出ガス基準」のNMHC(非メタン炭化水素)、NOX(窒素酸化物)について基準値を50%以上低減。国土交通省の「平成17年排出ガス基準50%低減レベル」認定を取得しました。また、ガソリンA、ガソリンAエアコン/パワステ付は「平成22年度燃費基準」に対し、更に+5%以上燃費の向上も達成し、デビュー時には排ガス性能は、全車「平成12年基準排出ガス75%低減レベル〔超−低排出ガス〕」認定を取得。また、グリーン税制にも適合しており、環境にも燃費にも優しいクルマです。
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