7月04日木曜日です。
みなさん、こんにちは。
本日は、嫁の実家に置いてある車のお話です。
平成17年式の日産・NOTEで、新車で購入後17,400qしか走っていません。
向こうの親が乗らなくなって10年ほど、、、もう免許を返納したそうで、乗ることはないそうな(  ̄▽ ̄)
でも経過年数から考えると、かなり少ない走行距離ですよね(^-^)
ほとんど乗っておらず、屋根下保管なので外装もキレイ。
かつ禁煙車。
ここだけ聞くと、走行距離等を基準に中古車をお考えの方は「程度が良い」と思われるかもしれません。
しかし、この年式でこの走行距離。。。
ほとんど「乗っていない」という所に落とし穴がある"ケース"があります。
ほとんど乗っていないということは、ほとんど「動いていない」ということです。
つまり、その間エンジン内部や機械類には、本来行き来しているはずのオイルやガソリン、冷却水が循環していないのです。
さて、この車の場合はと言いますと。。。(  ̄▽ ̄)
ガソリンは満タンで、セルは元気良く「キュルキュルキュル!!」っと回るものの、エンジンがかかる気配はありません。
結論から言うと、燃料ポンプ不良の為ガソリンがエンジンに送られていなかったのが原因でした。
燃料ポンプを取り外してみると、写真のように赤茶色に変色し、錆びが発生していました。
長期間放置されていた為にガソリンがタンク内で腐ってしまい、燃料ポンプにまで侵食。。。
結局、燃料ポンプがダメになってしまい、エンジンまでガソリンが送り届けられなくなってしまっていたのです(^_^;)
人間に例えるなら、血管が詰まってしまい、血液が心臓から送られなくなってしまった、、、といったところでしょうか。
ちなみに、燃料ポンプを交換するとすぐに元気良くエンジンがかかりました〜☆
このように、動いていない期間が長かったり、その間のメンテナンスを怠っていたりといった車両の場合「走行距離が少ない=程度が良い」とは限らないということがおわかりいただけるかと思います。
年式の古いお車の場合は、走行距離が少ないと不動期間が長い、といった事が考えられるので今回のようなケースが起きる可能性もあるのです。
もちろん、その間のメンテナンスをしっかりとされているオーナーさんもいらっしゃるので一概には言えません。
しかし、メンテナンスをされずに放置されている車両なら、走行距離が少なくてもこのような症状が実際に起きてしまうということです。
みなさまにも、こういった場合もあるということを知っていただき、中古車を選ぶ際には走行距離だけに惑わされず、じっくりと考え、本当に"乗りたい"と思う1台に巡り会っていただきたいものです♪(*^^*)
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