ここで紹介の ヴィヴィオ ビストロ クラブ。 見るからに英国車・・・ って感じですよね。 このクルマが今のレトロカーブームの先駆け的なクルマであったことは ご存知の通りでしょう。 そして、この クラブ 発売開始が1997年9月からなんですが 軽自動車の規格改正の影響を受けて1998年10月までの 約1年間の発売となったグレードなんです。 そんな訳で 中古車として流通している台数は それほど多くはないのではないでしょうか。 ・・・というよりかは ほとんど見かけることの少ないグレードではないでしょうか。 言い換えれば 希少なクルマ・・・? と言えるのかもしれませんよね。 レトロの中にも豪華さと気品を兼ね備え、ちょっと贅沢な気分にさせてくれる雰囲気を 十分に感じることが出来るおクルマです。 このビストロ クラブは Bカスタムを更に魅力のあるものにリファインしBカスタムと言う名称を 「クラブ」 と変更して誕生した ビストロのイメージリーダー的存在の車種でございます。 そして装備の変更点は ビストロのスーパーチャージャー仕様のモデルにも採用されているメッシュタイプの大型フロントグリルがクラブの存在感をアピール、また フロントグリル両サイドの愛らしい丸型ヘッドライトもバイザー付に変更(この時期から他のグレードにも採用されています) されて一層クラシカルなテイストに仕上がった感じですね。 その他にも 今までのメッキバンパーにドレスアップモールが装着されて フロントフェイスの変更をアシストしたり、同じくメッキパーツの追加では ドアハンドルのインナーとアウター それに セイフティノブなどが御座います。 他には 女性ユーザーが多いということもあるのでしょうが 前席だけですがUVガラスが採用されて紫外線対策もバッチリで、抗菌処理フルエアミックスエアコンや抗菌処理ステアリング、抗菌処理セレクトバーの採用とあわせて女性に喜ばれる装備として追加されております。 それから忘れてしまうところでしたが イギリスのミニライト社製のアルミホイールの存在も忘れてはいけませんよね ^^; 12インチですがクラシックテイストのクルマには 相性抜群の8本スポークタイプのアルミホイールになります。 お客様からグレードの違いが よく分からないということをお聞きすることが御座いますが、それほど難しいことでもありません。 ほとんどの場合 ドアの枚数、シートの材質、ホイールの種類で簡単に区別することができます。 このクラブの場合は まずは全車5ドアタイプであり ミニライト社製のアルミホイールが標準で装着されていること、そして ベージュカラーの本革シートを採用していること・・・ これで、 一目見れば 誰にでも クラブだと見分けることが可能だと思います。 これが 一番の特徴だと思うのですが・・・ ただ 本革シートを採用しているグレードは 他にも タイプ S も御座いますが このグレードは 3ドア専用ボディーですし、本革シートもブラックレザーを使用しておりますので 見間違えることはないと思います。 フロントグリルの形状の違いもありますが、大きな相違点は ミニライト社製のアルミホイール と ベージュカラーの本革シート のこの2点だと言えるでしょう。 運転席のドアを開けると、すぐに クラブだと分かる本革シートの匂い、そして このシートの質感にも十分なものがあり まるで ソファーのような座り心地がインテリアの豪華さを感じさせてくれています。 そして レトロカラーのスピードメーター、本革巻きのステアリング、木目調のパネル、メッキのドアハンドルにセイフティノブ、それに ブラック系からブラウン系への内装色のチェンジ。 ベースグレードのビストロが上級仕様として Bカスタムに変貌を遂げたように、今度は そのBカスタムが さらにリファインされて大きく生まれ変わり この 「クラブ」 が完成をしました。 国産の軽自動車であることを忘れてしまいそうな魅力がいっぱいの雰囲気は クラブならではのものではないのでしょうか。 探してもなかなか見つからないグレードでは 御座いますが、ビストロを もっとこだわって乗ってみたいという方には 超おススメなグレードだと思います。 価格的には 少し高めになりますが 装備と雰囲気から考えれば 十分に価値のあるおクルマだと言えるのではないでしょうか。